西村のお灸日記(1) ~台座灸における三陰交・太衝の検証~
お灸女子
こんにちは。西村です。
“お灸女子”という言葉を聞いたことはありますか?自宅にて自分で自分(もしくは家族)の体にお灸をする女性のことです。雑誌などにも取り上げられたり、書店には自宅でお灸をすえるための本も多数出版されてきています。
実際にセルフでできる台座灸(せんねん灸)のみで効果があるのか(実感できるのか)検証してみることにしました。
期待できるお灸の効果は、血流改善、免疫力UP、鎮痛があります。
自分に合ったツボの選定
私は自分の体の状態を客観的に見て、肩こりが強く、頭痛は月経時に重い痛み、ひどい時は片頭痛があり吐くこともあります。月経痛は毎回ではないけど、薬に頼る事も多いです。
そこで、一般的に女性の生理痛・冷え性に効くといわれている『三陰交』、足の内くるぶしの上にあるツボを1つ目のツボとして選びました。お灸は毎日、台座灸を2つずつすえて効果があるか調査してみます。
頻度:毎日(2つ)
お灸開始!
生理痛や冷え性はお灸の直後には変化がわかりづらいので、肩とお腹を触って硬さや押さえた時の痛みを調べました。肩はいつもガチガチに硬いので、私のいつも通りの硬さからスタート。お腹に関しても硬かったり、痛みのある部位をチェックしました。
まずは1つ目の施灸です。肩・お腹とも特に変化はありませんでした。しかし、2つ目の後、お腹の変化は分からなかったのですが、肩は押さえた時の痛みが軽減。肩を動かしたときの軽さも多少あるような感じでした。
また、お灸前は靴下の痕がしっかりついていましたが、お灸をした周りの靴下の痕が消えていました。血流改善・むくみの解消に期待できそう!?です。
【2日目】
2つ施灸後、肩の軽さ・動きやすさは出てきています。お腹は…少し痛みは減っているような感じです。本日は、首の上の方に何もしなくても痛みがあったのが、痛みが減少し、動きも良くなっています。
【5・6日目】
施灸前から肩を動かしたときの軽さは感じれるようになってきました。施灸後はもっと軽くなったと実感できるようになっています。肩を触った時の柔らかさも少し感じられるようになっています。お腹の押したときの痛みも少し軽減傾向にあるようです。
【8日目】
このブログを書いている今日が8日目。朝起きた時から肩の肩甲骨上あたりに筋肉痛のような痛みがあり、少し吐き気も。片頭痛の始まりか…?
いつもは夜にするのですが、今日は施灸は出勤前の朝にしました。肩の動きやすさは出ましたが筋肉痛みたいな痛みは変わらずあります。違うツボを追加しようと思ったのですが時間がなく、日中にひどくならないことを信じて仕事をしています。
昨日までは少しずつ身体の軽さを感じることができていたのですが、今日から新たな身体の不調が現れた為、これからも続けてお灸をすえて検証していき、ブログにて結果を載せていきます。
肩こりはもちろん、月経時の頭痛やお腹の痛み等にも効果がでてくれば嬉しいなと思っています。
つづく。
セルフの台座灸(せんねん灸)で生理痛・肩こりの改善ができるか検証してみた(2)
鍼灸院めぐる(鍼灸師)
めぐるで整動鍼と出会い、鍼には大きな可能性があると感じています。初めての方でも安心して施術を受けられ、来院された方が笑顔になれる院にしていきたいです。
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