当院の鍼灸理論
筋肉同士の「張力」を整えると体のバランスが整う
ツボって何ですか?
鍼はどうして効果があるんですか?
そんな素朴な疑問をお持ちだと思います。
肩こりや腰痛などの関節や筋肉に問題がある場合、当院では症状のあるところではなく、原因に対して鍼灸を行っています。コリのある肩、痛みのある腰に直接鍼を行わない理由は下の動画で解説しています。
まずは、こちらをご覧ください。
痛みや症状のある部分に意識が集中してしまいます。
しかし、問題なのは症状部位そのものではなく、動きの異常です。動きの異常が痛みをもたらしています。動きに狂いが生じると、関節や筋肉に余計な負担をかけます。
関節や筋肉のダメージが回復しても、動きに問題が残ったままになることがあります。これが慢性的な症状の原因です。
そこで、動きを調整するためのポイントは張力です。体が快適に動いているのは、A点とB点のように適度に引っ張り合っている関係が無数にあるからです。この引っ張り合う関係が狂ってしまうと、関節や筋肉に痛みやコリなどの異常が起こります。
ツボとは、この引っ張り合うA点でありB点のこと。過度に引っぱられている側(痛み)ではなく、過度に引っぱっている側(原因)に鍼をすることで、バランスを保つことができます。