スマホと肩こりと目の疲れ
あなたはスマートフォンを1日にどのくらいの時間使っていますか?
こんにちは。西村です。
ポケ〇ンGoやゲームにハマっている方など時間がある時にはいつもスマホを眺めている…という方は要注意。スマホの使い過ぎによる肩こりや腱鞘炎が増えています!
スマホの使い過ぎによる不調
スマホの使い過ぎによってどんな症状がでてくるのでしょうか?
スマホからはブルーライトの光を浴びており、目の疲れやその他症状を引き起こします。
ブルーライトとは…
人の目で見ることのできる光の中で、波長が最も短く、強いエネルギーを持っています。このライトは目の奥にある網膜まで到達するため、注意が必要です。
ブルーライトはスマートフォンが一番多く、携帯ゲーム、パソコン、テレビの順に発せられています。ブルーライトを浴び続けていると、目の疲れや痛みだけでなく、網膜の疾患から失明にもいたることもあるようです。
人の生活は光の量や食事の時間によって体内時計がコントロールしています。夜遅くまで明るい部屋で過ごしたり、スマホなどを触ることで体内時計が乱れ、生活のリズムを崩し
てしまうことで、夜眠れない、眠りが浅いなど睡眠の質も低下させてしまいます。
スマホをもって普段通りに触る動作をしてみてください。どのような姿勢で操作していますか?
スマホの画面を見るために首を前に曲げ、猫背の姿勢になる方が多いのではないかと思います。その状態が長く続くと、首や肩のこりを感じるようになり、さらに続けることで慢性的に痛むようになります。
また、肩こりに様々な要因が加わり、頭痛、腕の痛みや痺れなどが出てくる場合もあります。
片手でスマホを持って親指や人差し指で操作することで、親指や人差し指の腱鞘炎、スマホを持っている手首の腱鞘炎になることがあります。
親指・人差し指~手首にかけての痛みや腫れ、指を動かしにくいなど症状が気になる時は、片手でするのではなく両手で操作するようにしたり、手首が痛むときにはテーブルに置いてするなど、痛む指や手首を使わないようにする必要があります。
腫れや痛みが強いときには、冷やして安静にするようにしてください。
原因をみつける
肩こりや腱鞘炎の痛みは鍼灸の得意分野です。疲れ目にも効果があります。
スマホから肩こりになる原因としては、首や肩だけではなく、腕の疲れや腰周辺にある場合もあります。
それは、その人のスマホを触る姿勢や仕事など、日常よく使う動作や癖なども絡み合っているからです。
例えば、手や腕にはっきりとした症状がなくても、仕事で手や腕をよく使って疲れているところに、スマホを持ったり操作したりすることで、さらに疲れがたまり肩こりなど離れたところに症状がでることもあります。
この場合は、症状の出ている肩にアプローチをするだけではなく、原因となっている手や腕の疲れを取ることが必要になります。
このように、首や肩などが凝っているからとマッサージに行って首・肩を揉んでもらうだけでは不十分なことも多くあります。なぜなら首や肩に原因がないことも多いから。
症状は肩こりでも、原因は腕や肩甲骨周辺、腰、足など、その人によって違います。原因を見つけるためにしっかりとお話を聞き、身体を診させていただく必要があります。
筋肉の疲れからの肩こりではなく、内臓の不調が肩こりとしてでていることもあるためです。
色々と試したけれど改善されなかったという場合でも、鍼灸で改善されることも十分にありますので、鍼灸院へ行ってみて下さい。
(スタッフ:西村友里)
鍼灸院めぐる(鍼灸師)
めぐるで整動鍼と出会い、鍼には大きな可能性があると感じています。初めての方でも安心して施術を受けられ、来院された方が笑顔になれる院にしていきたいです。